主婦の社会復帰

復職しやすい職種と注意点について

復職する際によくある問題

家庭の事情などで一時期仕事を離れていた主婦が、復職したいと思うといろんな壁が立ち塞がります。一番大きな問題は、時間です。仕事も家庭もどちらも時間が足りず、中途半端な気持ちになってしまう人は多いでしょう。時短勤務で働かざるを得ない、フルタイムでも残業ができないなど、制限がかかります。限られた時間で成果を上げなければならず、常にタイムリミットを気にしながらの業務はプレッシャーになります。帰宅後も家事に追われ、全てが終わったころには疲れ切っています。
子どもや介護が必要な家族の体調不良などによる、急なお休みに悩まされることも多いです。欠勤が数日続くこともあり、申し訳ない気持ちに苛まれます。これらの問題の改善には、行政や民間のサービスについて、知識を取り入れることが必要です。ファミリーサポートやデイサービスなどを活用していきましょう。家事は時短家電を導入したり、できるだけ手抜きしましょう。これまで働いてきた中で、自分自身もサポートする立場だったときがあるはずです。支えられているのは自分だけではないのですから、あえて今はある程度甘える勇気を持ちましょう。
また、ブランクを不安に思う人も多いです。仕事を覚えることができるか、新しい環境に順応できるか、不安を感じます。もし復職前に学習しておけることがあれば、ぜひやっておきましょう。事務仕事ならタイピング練習をしておくなどの、簡単なことでもいいです。ほとんどのことは、就業後に覚えていくのが普通です。今ベテランに見える人でも、始めたばかりの時期があったのですから、焦らず確実に取り組んでいくことが大切です。

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